福祉用具貸与とは

福祉用具貸与とは、介護保険制度を利用して福祉用具をレンタルできるサービスです。
車いすや介護ベッド、手すりなどの福祉用具を必要に応じてレンタルすることで、利用者ができるだけ自立した生活を送れるよう支援するとともに、ご家族の介護負担を軽減することを目的としています。

福祉用具は購入すると高額になることも多いですが、レンタルであれば少ない自己負担で利用できるため、必要な期間だけ無理なく利用することが可能です。


福祉用具貸与でレンタルできる主な用具

介護保険でレンタルできる福祉用具は、次の13品目です。

  • 車いす
  • 車いす付属品
  • 特殊寝台(介護ベッド)
  • 特殊寝台付属品
  • 床ずれ防止用具
  • 体位変換器
  • 手すり
  • スロープ
  • 歩行器
  • 歩行補助杖
  • 認知症老人徘徊感知機器
  • 移動用リフト
  • 自動排泄処理装置

ただし、要介護度によって利用できる福祉用具が異なる場合があります。
詳しくはケアマネジャーや福祉用具専門相談員にご相談ください。


福祉用具貸与の利用条件

福祉用具貸与を利用できるのは、次の方です。

・65歳以上で要介護1以上の認定を受けている方
・40歳以上65歳未満で特定疾病により要介護認定を受けている方

また、要支援1・2の方は「予防福祉用具貸与」として一部の福祉用具を利用することができます。

なお、要介護度が低い場合でも、医師の所見など一定の条件を満たす場合には例外的に利用できることがあります。


福祉用具貸与のメリット

少ない費用で利用できる

介護ベッドなどの福祉用具は購入すると高額になることがありますが、レンタルであれば介護保険を利用して1~3割の自己負担で利用できます。

状態に合わせて変更できる

利用者の身体状況や生活環境は時間とともに変化します。
レンタルであれば必要に応じて福祉用具の変更や返却が可能です。

専門スタッフのサポートが受けられる

福祉用具貸与では、福祉用具専門相談員が利用者の状態や住環境に合わせて用具を提案します。
レンタル後も定期点検や調整などのアフターサービスを受けることができます。


福祉用具貸与の利用の流れ

福祉用具貸与は、次のような流れで利用します。

①ケアマネジャーに相談

まずは担当のケアマネジャーに相談し、福祉用具の必要性を検討します。

②福祉用具の選定

福祉用具専門相談員がご自宅を訪問し、身体状況や住環境に合わせた福祉用具を提案します。

③契約・レンタル開始

レンタルする福祉用具が決まったら契約を行い、利用を開始します。

④定期点検・アフターサポート

レンタル開始後も、専門スタッフが定期的に訪問し、点検や調整を行います。


福祉用具のご相談はお気軽に

福祉用具は、利用者の安全な生活を支えるだけでなく、ご家族の介護負担を軽減する大切な役割があります。
身体状況や住環境に合わせて適切な福祉用具を選ぶことが重要です。

当社では、福祉用具専門相談員が利用者一人ひとりに合わせた福祉用具をご提案いたします。
福祉用具のレンタルや介護保険の利用について、どうぞお気軽にご相談ください。

軽度者が福祉用具を利用したいときには?

福祉用具貸与では、要介護度によって利用できない商品があります。

しかし実際には、要介護度が比較的低い場合でも、心身の状態によって福祉用具が必要になるケースもあります。

そのため介護保険制度では、一定の条件を満たす場合に限り、**軽度者でも例外的に福祉用具貸与を利用できる制度(例外給付)**が設けられています。

この場合、医師の所見などをもとに必要性が認められると、対象外となっている福祉用具でもレンタルが可能になることがあります。

例外給付の条件は、福祉用具の種類ごとに細かく定められています。

実際に利用を検討する際は、担当のケアマネジャーに相談し、条件に当てはまるか確認してもらいましょう。